2012年12月30日日曜日

本日30日で年内の営業を終わらせていただきます。
皆様、大変にお世話になりました。ありがとうございます。
年始は1月5日より営業いたします。一層のご愛顧をお願いします。
尚、新年より毎週火曜日、水曜日を定休日とさせていただきます。



                     ほんまもん市    野田勲

2012年11月30日金曜日

今年も入荷しました長野県飯田産のりんご。農薬化学肥料を使用せず、果樹園を毎日巡回して虫取りをしているそうです。甘味と酸味のバランスが抜群で皮ごとかぶりついてもらいたい。


 

1kg    700円  



無農薬りんご

2012年8月16日木曜日

実は何を隠そう、何も隠してはいませんが。

実は何を隠そう、私の本業は養鶏農家なのです。いろいろな事情で中断を余儀なくされていましたが、
やっと念願かなって復帰することとなりました。ほんまもん市の定休日などにコツコツと鶏舎を手作りし、
準備中。などと言っているうちに300羽のひよこが届いててんやわんやの昨今です。
年明け1月の終わり頃から産卵の予定です。卵不足でお客様には大変ご不自由をお掛けしておりますが、何卒もうしばらくご辛抱いただきますようお願いします。

2012年6月28日木曜日

ファミリーファーマー

農業を始めた頃からの友人でほんまもん市を開設する頃から出荷してもらおうと口説いていましたが、なかなかその余裕がないと断られ続けていました。この度やっと念願かなって出荷してくれることになりました。
有機農業を志す人は最近増えてきましたが、有機だから虫が食っていても仕方がないというう野菜が多く、売り物にはならないのですが、杉山さんのつくる野菜は本当に無農薬なのとお客さんが疑うほどきれいで大きいのです。
もちろん味も抜群。野菜の持つ本来の味が濃く、姿かたちがよくそれでいて、大きい。なのにキャベツでも柔らかく
甘味があるのです。これぞプロの野菜農家。ぜひお試しあれ。

キャベツ ニンジン モロッコインゲン インゲン アンデスレッド きたあかり が入荷中
空芯菜 モロヘイヤ  近日入荷予定




2012年5月11日金曜日

南高梅完熟生梅予約受付開始

今年も和歌山県みなべ町の中本農園より完熟生梅の案内がまいりました。
去年に引き続き天候不良の影響から収量も少なくほんまもん市では先着100kgの限定販売となりました。
通常、生梅は完熟させると輸送が困難でスーパーなどでは青梅の販売となります。しかし、完熟させたものは香りも味も段違い。是非、お試しください。生産農家から直送されることで販売が可能となった完熟生梅ですが傷みやすいものですので到着日当日引き取り可能な方のみの予約販売のみとさせていただきます。
古城(梅酒用)1kg     900円
南高梅に比べ少し小粒で渋みがあるため梅酒向きです。
お渡し時期  5月下旬ごろ 
南高梅    1kg     1000円

粒が大きく肉厚です。梅干し用で梅酒を漬けるとより甘さが増します。
皮が薄いので天日干しをするときには破かないよう気を付けてください。  
お渡し時期  梅酒用  6月中旬ごろ
梅干し用 6月下旬ごろ

予約のお申し込みは電話、メールでも受け付けますが当日引き取りに来ていただける方に限らせていただきます。
電話  077-576-2107

2012年3月30日金曜日

フレンドマート試食会

フレンドマートへ出店して始めて試食会を開催しました。
野菜はホットプレートで蒸し焼きにしゆずポン酢で食していただきました。
お茶の試飲ではかたぎ古香園さんに来ていただき、山出し荒茶と紅茶の試飲を。
最初、ごつい男が3人並んで立っていたらお客さんが目前で直角に通路を迂回して、こちらに寄ってこない。
これはまずいと急きょ、土日にお手伝いいただいてる紅一点のHちゃんにメンバーチェンジ、私は影に隠れて目立た
ぬように黒子に徹しました。そうしたら、次々とお客さんが寄ってきます。どうも、外見で損をしているようです。
4時から6時までの2時間でしたが、その時間に売上が急上昇していると、フレマの担当者に言われちょっとホッと
しました。

2012年3月2日金曜日

梅干しの話

世の中健康指向から減塩ブームですが、梅干しもご多聞にもれず減塩梅干しなるものが主流となっております。
減塩梅干しは本当に身体に良いのでしょうか?本来、梅干しは保存食でした。昔の梅干しは塩分濃度20%と非常に塩辛く、ぬるま湯などで塩抜きをして食べていたそうです。現在主流となっている減塩梅干しは塩分濃度8%、なかには5%で蜂蜜づけというものまであります。こうなるともはや梅干しとは言えないでしょう。
塩分を減らすことでカビが発生します。このカビは毒性が高く発ガン物質ともいわれており、そのために妨カビ剤を添加しております。プロの梅農家でも15%が無添加でできる減塩の限界といわれております。
完熟梅を使った梅干しは香りが良く、疲労回復に効果があるとされるクエン酸の含有量も多く、白く結晶化するほどです。ですが、身持ちが悪く潰れやすいため通常販売されている生梅は実が固い状態です。
南高梅の産地である和歌山県みなべ町の中本農園では無農薬栽培、無化学肥料。使用している塩も天日塩のみという徹底ぶり、しかもつぶれ梅といううことでお値段も非常にリーズナブル。ぜひ一度お試しください。
いつでも試食できます。

2012年2月16日木曜日

ちいさな看板屋さん

ほんまもん市は多くのサポーターで支えられています。
今回も看板の文字がかすれて読めないとお客さんのお子さんがペンキを塗ってくれました。なんと、本職顔負けの腕前でそれはていねいに。話を聞くと絵画教室に通っているとか。これで「ほんまもん市」は何処ですかと聞かれることもないでしょう。
未来の画伯、本当にありがとうございました。

2012年2月9日木曜日

フレンドマート青山店へ出店

本日よりフレンドマート青山店にほんまもん市のコーナーを設営していただけることになりました。
滋賀県産の野菜とお茶一部の加工品のみですがとりあえず売り場を埋めることができ、一安心。
コーナーの案内板には私のどアップの顔写真があんなにでかいとは、ちょっとはずかしい。
露地野菜が多いほんまもん市の生産者にとってこの時期は収穫できる野菜が少なく、出品するには厳しいのではとの声が多かったのですが何事も始めてみないと前に進みません。ショック療法ですが私を含め、生産者には良いプレッシャーになることと期待しています。
フレンドマートの皆様よろしくお願いします。

2012年2月6日月曜日

味噌づくり

みんなでワイワイ味噌づくり。シバタプラセールの柴田さんに大雪の湖北から来ていただき味噌づくりを教わりました。この日に仕込んだ味噌は全部で40kg大勢で作業したので1時間ほどで終わってしまいました。
2日前から仕込んでおいた麹に塩を切り、朝から煮立てていた豆をミンサーでつぶしみんなで混ぜ混ぜ楽しいひと時でした。柴田さん本当にありがとうございました。

2012年1月27日金曜日

甘酒づくり

毎月第4土曜におこなわれるプロムナードのイベント。今回は甘酒を販売することになりました。甘酒と云っても一般に売られている酒粕汁ではなく、麹からつくる本格的な甘酒です。今回はその悪戦苦闘振りをご報告しようと思います。
まずは麹づくり。
浸水した白米を蒸し器で蒸します。これに種麹をまぶし、発酵器に移し32度で2日間発酵させます。次に米1に対し水2の割合でお粥をつくり50度ぐらいに冷ましてから麹と混ぜ保温ジャーで保温、およそ10時間で甘酒になります。と参考にしたレシピには書いてありました。ところが現実はそんなに甘くはありませんでした。まず最初の米を蒸す段階で浸水時間が足らないせいかいつまでたっても蒸しあがらず、そんなこんなで水が無くなりお焦げ状態に、麹づくりはうまくいったのですが、お粥は焦げくさく、保温ジャーに容れてから18時間たった現在まだ甘くなりません。
うまくいったら販売する予定ですが焦げくさかったらごめんなさい。
さて、砂糖も加えていないのになぜ甘酒はあまいのか?それは麹菌の出す酵素の働きによるものです。ごはんを長時間かんでいると甘くなったという経験があると思いますが、それは唾液に含まれるアミラーゼという酵素がでんぷん質を分解して糖に変えているからです。これと同じことが保温ジャーの中でもおこなわれています。糖化した時点で加熱して発酵を止めたのが甘酒で、さらに発酵を進めると酵母が糖をアルコールと炭酸ガスに分解します。これがいわゆるどぶろくというお酒です。ただし、これは違法行為ですのでくれぐれも作らないようご注意ください。

2012年1月17日火曜日

味噌の話

醤油と並んで日本の食文化を代表する発酵食品である味噌ですが、その種類は地域の気候風土により多種にわたります。その大きな違いは麹の種類によります。おおまかに分けると米麹、麦麹、豆麹と分かれますが、味噌を仕込む冬の気候、特に湿度の差によってその作り方が違ってきます。
例えば鈴鹿山脈を挟んで滋賀県では米麹味噌、愛知県では岡崎の八丁味噌に代表される豆麹味噌いわゆる赤味噌。
滋賀県側では日本海から湿った空気が入り込み鈴鹿山脈にあたり雪や雨の多い湿った気候となりますが、愛知県側では乾いた空気が風(有名な伊吹おろし)となって乾燥した気候となります。
蒸した大豆を天日で乾燥させた味噌玉に直接麹をまぶし、重石を乗せて固く締った味噌を作ります。湿気の多い滋賀県側では味噌玉が腐敗し易くこのような行程で味噌を作ることができません。そこで茹でた大豆と米麹を混ぜ水分の多い状態で樽に詰め腐敗を防ぐため乳酸発酵を優先して行います。
豆麹味噌は熟成期間も2年~3年と長く、長期保存に向いているため戦国時代には携帯食として用いられたそうです。これが徳川家康の天下取りにつながったとも云われております。一方、米麹味噌は短期間(10か月程度)で発酵することができまろやかな風味の味噌となります。
この様に地域の気候風土が味噌づくりに大きな影響を与えているのも興味深いことです。
という訳でほんまもん市では「手づくりみそ教室」を企画いたしました。当店で最も人気を博した倍麹味噌の製作者シバタプラセールファームの柴田一義さんを講師に迎え、みんなでワイワイと味噌づくりを楽しみたいと思います。詳細はホームページの「手づくりみそつくりませんか?」をクリックしてください。ご参加お待ちしております。

2012年1月10日火曜日

醤油の話

 ほんまもん市で売っている醤油はなぜこんなに高いの? という質問をよく受けます。
確かに通常販売されている醤油の値段はピンキリで、900mlあたり200円前後から1500円以上のものまで色々です。
では、なぜこんなに値段が違うのでしょう。それは製造方法に違いがあるからです。ご存じのように醤油は大豆と麦麹による発酵食品です。
仕込みから2年間の発酵熟成を経て店頭に並びます。しかし、2週間で製品にする方法があります。それは食塩水にカラメル色素を溶かし脱脂粉末大豆で風味をつけグルタミン酸で味付けをするものです。
これはもはや発酵食品ではありません。
この様なものも醤油として販売されています。
ほんまもん市では原材料である大豆、小麦はすべて無農薬栽培、天日塩を使用し、勿論アルコールやグルタミン酸のような添加物は一切使用していない本物の醤油だけを取り扱っております。

2012年1月6日金曜日

あけましておめでとうございます

皆様、新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。